2021-04-06 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
電力市場における電力会社と新電力の格差、圧倒的な非対称性を解消して適正な環境を整えるためには、大手電力の発電部門と小売部門の分離、発販分離が必要ではないでしょうか。電取に。
電力市場における電力会社と新電力の格差、圧倒的な非対称性を解消して適正な環境を整えるためには、大手電力の発電部門と小売部門の分離、発販分離が必要ではないでしょうか。電取に。
今委員からは旧一電の発販分離を進めるべきとの御指摘をいただきましたが、重要なことは、組織の形ではなく契約の中身であり、旧一般電気事業者の発電部門が自社グループ内の小売とグループ外の新電力とを取引条件において差別しないことを確保して、その透明性を高めることが最も重要と考えております。
やっぱり発販分離、必要だと思うんですけど、大臣はいかがでしょうか。
二点目の、発販一体となっている大手電力と新電力の適正な競争があるかどうかという問いでございますが、私ども、旧一般電気事業者の発販分離の論点については、発販一体会社の発電部門が小売部門に対して他の小売事業者と比べて不当に優遇された条件で電源を供給することで、こうなりますと小売市場の競争が歪曲されるというのが、御指摘いただいたような本質的な問題点であると思っております。
しかし、この先が問題で、発販分離、発送電分離となっているので、これを、同じグループの小売が玉を買うことができます。この玉を買うところに何の制限もないので、ある電力会社が、やっているかどうかは別ですけれども、玉を十出したとしたら、自分が出した玉を、十、全部買うことができます。 しかも、市場が例えば十円、二十円だったとしても、百円、二百円の値段を入れて高値で買うことができます。